プログラミングは、ロボットから始めよう!




小学館より(2017.8月初版)       


プログラミングを一切やったことがない保護者にとってもわかりやすく、子どもにとっては楽しくできるように、とまとめ上げられた一冊です。
著者は、小学生を対象とした算数教室やロボットワークショップを運営されており、保護者からプログラミングを子供にさせたいのですが、どうしたら…という相談を受けることが多いと。
その答えの一つとして出版されたのが本書になります。


プログラミング学習はパソコン画面上でも完結することができますが、プログラミング初心者の子どもたちは、ロボットを使ったプログラミングに大興奮です。
自分たちが組んだプログラムによって目の前のロボットが動く姿にドキドキすることでしょう。


ロボットの紹介は
・Konashi(コナシ)
・mBot(エムボット)
・SPARK+(スパークプラス)
の3種類です。


パパ、ママ、リスタ、リスコ、博士が登場。
パパのお兄さんである博士が、リスタとリスコにプログラミングで自由に動かせるロボットを教えていく展開です。


本の進行は会話型になっているので、とても分かりやすく、漢字や英字にも振り仮名があり、小学生の子どもたちでも一人で読み進めることができるでしょう。


RoboJamで紹介しているSpheroについても、詳しいプログラミングのやり方を写真に沿って紹介してくれているので、とってもわかりやすいです。


それぞれのロボット紹介のあとには、各ロボットの印象について、書いてみよう!のコーナーがあるので、実際に子どもたちにロボットの好きなところや、スゴイと思ったところ、もっと知りたいと思ったことは?など、とても具体的に子どもたち自身に問いかける様に工夫されています。


プログラミングロボットの入門編としては、子どもたちへも浸透しやすいのではないだろうかと思います。


子どもたちの「心に火をつける」一冊になること間違いなしでしょう!

おすすめ度:

 

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