プログラミングを知る



さて、プログラミングとは何なのでしょうか?

ひと言で表すと、プログラムを「組む」ということです。

コンピューターは人が命令を与えることによって動作をします。
この命令が「プログラム」であり、命令を与えることが「プログラミング」です。
プログラミングによって、コンピューターに自分が求める動作をさせることができるのです。

コンピューターにさせたい動作を順番に書いていくには、コンピューター専用の言語があり、この言語をプログラミング言語といいます。

プログラミング言語というと、おそらく難しそうな文字がならんでいる画面を想像しちゃいますよね。

では、こども向けプログラミングの実際はどうなのでしょう??

子ども向けにはビジュアル型言語を使用

子どもたちにとって、楽しく学べるということはとても大切です。
そこで、子ども向けに親しみやすく操作することができるビュアル型プログラミング言語といわれるものがいくつか用意されています。

ビジュアル型言語はこども達や初心者にも親しみやすく操作することができる。

例えば、色のついたブロックを順に並べていくことでコンピューターに命令を与えることができるものがあります。

子どもたちにとっては、直観的に操作できるビジュアル型プログラミング言語からプログラミングに慣れていくことができるので日本だけでなく世界の子ども向けプログラミング教室でも広く使われています。

〇ビジュアル型プログラミング言語

などがあります。

ビジュアル型からテキスト型プログラミング言語へ

テキスト型プログラミング言語は、文字列が多数ならんでいる、そうあれです。

 

〇テキスト型プログラミング言語

  • Ruby ルビー :日本で生まれたプログラミング言語!
  • Swift スイフト :iPhoneアプリを作るならこれ!
  • Python パイソン :AI(人工知能)とともに耳にすることが増えた!

他には、Java(ジャバ)・PHP(ピーエイチピー)・Scala・R・C# などがあります。

テキスト型プログラミング言語習得のメリットは??

オープンソースに備えられる

プログラミング言語は世界共通となっています。ビジュアル型からテキスト型プログラミング言語を操ることができるようになると、プログラミングの幅が劇的に広がります。

IT業界では、「オープンソース」(好きに使っていいよ的なライセンス!)が増えており、習得したプログラミング技術があると、ソースコードを見て「なるほど、こんな仕組みなのか」と勉強してもOK、自分オリジナルに加工することもOK、それを配布することもOK、とプログラミングを活用できる幅が広がるようになるのです。

職業スキルとして役に立つ!!

プログラミングでできること」には次のようなことがあります。

・プログラミングにより、実際に動作する体験を!

・論理的思考の構築が狙いという。

・アプリを作ることができる

・ゲームを作ることができる

・単純作業を自動化できる

プログラミング教育の導入のねらいは、プログラミング的思考を育成すること

プログラミング的思考を育成することは小学校におけるプログラミング教育の中核とされています。

子どもたちが、プログラムを組めるようになることよりも、
【プログラミング的思考】を育むこと、
コンピューターを上手に活用できるようになること、
そして論理的思考を育むことが狙いとされています。

「プログラミング教育=IT人材を育成する」ということではないんですよね。

プログラミング的思考とは

「自分が意図する一連の動作を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせればいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した動作に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」と説明されています。

自分で考えて工夫して、実際にプログラミングによりコンピューターやロボットが動作する体験をし、イメージ通りに動作しなければ、どこが問題だったのか、と振り返ること(大人でいうPDCAサイクルですね!)に取り組みましょう!ということのようです。

子どもたちがプログラミングに取り組んだり、コンピューターを活用したりすることの楽しさや面白さ、ものごとを成し遂げたという達成感を味わうことが重要といわれています。

まずは、「楽しさ」を得て、「面白さ」や「達成感」を味わう事ができればプログラミングを学ぶメリットのひとつは達成されたのではないでしょうか。

ロボジャム的に思う、プログラミング教室に通うメリットは以下のとおりです。

・答えはひとつじゃない
結果は同じでも、その結果を導くプログラムは、その子その子によって異なるのです。従って個性や発想力を伸ばすことができます。

・仲間意識や競争意識が芽生える
プログラミングを学びたい!という共通の目的意識を持った同世代とのふれあいが生まれます。

・勉強のやり方や習慣がつく
勉強のやり方がわからずに成績が伸びない子は結構多いんです!
プログラミング教室に通いプログラミング的思考を身に付けていくことにより、プランを立てて実行して、うまくいかないところを考え直して、と自分で考えて対処する習慣が身に付きます。

プログラミングはもはや専門的なスキルではなく、ワードやエクセルを使いこなすように、誰もが身に付けておくべきスキルとなっていくのでしょう。

これから育っていく子どもたちのキャリア形成においても、子どもたち自身の可能性を広げる大きなきっかけとなることでしょう!

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